私は好きなの!⇔オレを見ろ!

 それから裕也は海斗、雪奈は瞳をそれぞれがそれぞれ心配で電話やメールをしたが互いに返事はなく、時間は経過。


 テストの時も会うことは会ったが挨拶以外の会話がなく、裕也も雪奈も海斗と瞳があの時どうなったか不明であった。


 テストも無事に終わり、裕也はいつもみたく部室に顔を出したのだが部室には誰もいない。しばらく待った裕也はじっと待機した。


「お疲れ」
「何だ賢一かよ」
「何だって何だよ?」
「いやこっちの話」
「気になるから教えろよ」


 裕也は適当にはぐらかすのだが賢一のしつこい問いかけに根負けしそうになり、もう少しのところでドアからノック音が鳴る。


「失礼」
「り、理事長」


 裕也は助かったのとスケベ心で顔が緩んでしまい、裕也は石崎の方に背筋を伸ばして立つ。