その頃美鈴は…



もう1つ山崎の分のお膳をもらって、客室にきていた。



美鈴「丞!!降りてきてください!朝御飯食べましょうよ!!」




美鈴が天井に向かって声をかける…




山崎「…同情はいらんで。慣れとるからな。」



山崎が天井から降りて美鈴にきっぱりと言った。




美鈴「何言ってるんですか!?


私は隊士の人たちが煩くて、逃げ出したかったんです!!

本当に朝は五月蝿いです!!

これから此処で朝は食べます!!


でも1人は嫌なので丞…
…一緒に食べよう?」




無茶苦茶な事を言ってるのはわかってる…でもそれでも良いから一人でそんな思いしなくてもいいと思った。




山崎「はぁぁ…」




山崎(ホンマに変わった女子やわ…)




美鈴が首を傾げている。



山崎「なぁ…美鈴?」



美鈴「どうしたんですか?」



山崎「ありがとうな」



山崎はニコリと笑った。


いつもの監察方としての笑顔ではなく、山崎丞としての無邪気な笑顔を…