★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。

花街ーー島原ー







いつもなら芸子達、舞妓達や男達が賑わう声が騒がしい。







しかし、







三人がいる部屋はまるでその騒がしい空間から切り取ったように静かだった。







重苦しい空気をだす総司、土方をよそに新見は目の前に出されている酒を少し楽しそうに呑んでいる。







土方「何がおもしれぇんだ」







ギロリと新見を睨む。






同じ壬生浪士組としても一応敵の俺らがいるんだ。






少しは怯えるだろ。







すると土方の問いに新見は相変わらず楽しそうにしながら、






新見「最後の酒だ。






少しくらいは楽しく呑んでもかまわねぇだろ?」







と言う。







土方「…………」






沖田「何故………」







二人が目を見開かす様子に新見は妖艶な笑みを浮かべる。






新見「俺を殺りにきたんだろ。






……副長さん。沖田くん。」