沖田さんにやっと離して貰い、皆を見る。





先程まで………






変わった皆を迎えなくてはならないんだ……






私だけが…………





変われない。






そういう不安でいっぱいだった。






だけど……






沖田さんのおかげで少し不安が無くなった。







だって………






皆、なんにも変わってないんだもん。






少しほっとした……





ありがとう沖田さん。





たとえ無意識にした事だったとしても……





私は…………





救われた。





これから変わってしまうかもしれないかもしれないけど……






でも今、私の目の前にいる人達は……






私が知っている変わりのない壬生浪士組の皆なんだ。





中途半端に言った言葉をもう一度言おう。





頑張った皆に………





変わらない皆に………







美鈴「それじゃあ改めて……







皆っ………お帰りなさい。」