………………何故……
コイツは頬を膨らませているんだ?
怒りをぶつけたというのに……
逆ギレか!?
総司のこの行動に呆気にとられ、怒りすらもぶっ飛んでしまった様だ。
総司「そう怒る事ないじゃないですかっ!!」
男にしては高く……怒った土方に呆れたような…陽気な声で土方に言う。
土方は………
なんか面倒になったのかあんまり聞いてないね。
そんな土方の様子を気にせず、総司は言葉を続ける。
総司「まだとっても重要な報告があるんです!!」
……。
土方「は?何だ?」
驚いた様子で総司を見る。
総司「芹沢一派。」
そう総司は言った。
土方「!?」
甘味処で芹沢一派に関わる何かが起こったのか…
そうでなくても真剣な話だと分かる。
先程の笑顔が今は無くなってやがる…
芹沢一派がどうしたんだと総司に問う。
すると総司は先程の笑顔じゃなく…
沖田総司としての妖しい薄ら笑いをして言った。
総司「芹沢一派………潰す事が出来そうですよ?」
