★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。





土方「で………何だ?報告っつうのは…聞いてやるから話せ。」





何かを諦めた様ではぁ……と溜め息をついて総司に問う。





逢い引きしたとは思ってねぇみてぇだから自慢話とかじゃねぇだろ……だとすると………





本当に何かがあったのか?






顔を引き締めて話を聞こうとする土方…






そんな土方に総司は……






総司「美鈴さんはですねっ!!お汁粉を食べたんですよっ!!美味しそうに食べる美鈴さんは楽しそうで可愛らしかったです!」





そう言った。





勿論………真剣に話を聞こうとしていた土方は……






土方「……………………。」






沈黙が続いちゃう訳で…





額に青筋が浮かんじゃってる訳で…





形相が鬼になっちゃう訳ですよ。





土方「そ……総司ぃ……」





怒りを含ませた低い声で総司の名前を呼ぶ。





そんな土方が何故怒っているのか分からないのか……





何故に?





と可愛らしく首を傾げる。




土方の怒りは既に頂点まで達しました。





土方「つまんねぇ事してる暇があるんだったら働けぇぇえぇっ!!」






可愛らしい総司の行動が逆に気に触った様だ。