そんな時…

ガラッと襖が開いて土方が中に入って来た


土方「おめぇら皆集まったか。

今日はコイツの事で報告だ。

知ってる奴もいるかも知れねぇが。
コイツは今日から俺の小姓として住み込みで働いてもらう。
まぁ…女中の仕事がほとんどだけどなぁ」


ブスッっと不機嫌そうに言う土方…



山南「それは…
急ですね…
でも私はいいと思いますよ。」


うーん…と顎に手を置いて考える


斎藤「俺は副長がいいと思うなら。」


表情を一切変えない斉藤



源さん「屯所が華やかになりますね…」


朗らかな笑顔の源さん





賛成の言葉を口々に話し…美鈴が働く事は決まった。


美鈴はあらためて自己紹介をしようと前に出る


美鈴「これからお世話になります。白羽美鈴と申します。」





美鈴の透き通った声にみんなが聞き入ってしまった。