★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。






吉田楼につき、具合が悪い斉藤を横にさせた…





先程の力士の事もあり、皆今は酒を呑みたい気分だった…





最初は斉藤の身を案じていたが、途中から酒を呑み初め、宴会のようになってしまった。





総司「あぁ…ムカつきます」





永倉「病人がいなけりゃあ此方だって容赦はしねぇのによ」




野口「本当です…好き勝手言いやがってっ」




皆口々に、先程の力士に対しての怒りをぶつけている。





余程頭にきたらしく、あまり酒を飲まない野口、総司、山南までもが酒に当たっているようだ。






暫く宴会を続けていた時、一刻ぐらいすぎただろう…




吉田楼の外が、何故か騒がしいではないか。



こんなにも急に、騒がしくなるなんて可笑しいに決まっている。



皆も宴会を一時中断して、外で何が起こったのか確認する事にした。