芹沢「相撲取り!………何ほざいた事を言っておる!!儂らを誰だと思っておるのだ」
酔っぱらっていない時の芹沢の怒りは、なんとも言えない程の恐ろしい迫力がある。
力士を殴った拳を怒りで震わせ、今にも刀を抜きそうなほどの殺気だ。
儂ではなくて、儂らと言っているという事で、芹沢は芹沢なりに壬生浪士組という集団に誇りを持っている事がよくわかる…
金融を巻き上げるような行為も、今の芹沢を見ると壬生浪士組の為にやっているように思えてくるものだ。
力士「何しやがるっ!!」
殴った事に、力士も真っ赤な顔で激怒した。
どうやら、芹沢が殴ってしまった力士はその場にいた力士のなかでも、上の立場のやつだったらしく、他の力士達も自分の様に激怒している…
激怒している芹沢と力士…今にも争いが始まりそうな雰囲気がたちこめている。
