美鈴「何日くらいかかりますか?」



京から大阪といっても然程遠くないと感じるが、現代の様に電車など便利な物はない。




今の時代の人は…




たしか、徒歩で行くんじゃなかったっけ?




だとしたらかなり長い間いない事になる…。





10人の殆どが美鈴と仲が良い幹部の連中だろう。





総司「そうですねぇ……大体10日ぐらいですかね?」





10日か……短いようで長い。





美鈴「そぉーなんですか…」




少し寂しそうに俯く美鈴に総司はつい期待してしまう。



総司「私が居なくて寂しいですか…?」





淡く頬を染めて美鈴を見る総司。




きっと客観的に見れる人がこの光景を見ると………






……なんと初々しいんだろう…。





と思ってしまうだろう。