「……なぁ…此処って土方副長の部屋じゃないか…?」




本当に今気が付いたらしい…




声がさっきの陽気な声ではない。これでもかっていうほど震えている…



それを聞いた他の隊士達の声も震えてきた。




きっと顔は青ざめているだろう…






「いつの間に幹部の部屋の方にきてんだよ!!」






「お前がわりぃんだろっ」





「とっ兎に角、此処から離れようぜ!!」





ダダダッという走っている音とともに隊士達は逃げたらしい…






そのとき…







美鈴「ぅ…ん…?」





美鈴がうっすらと目を開けた…





土方「あぁ…美鈴起きたか」




美鈴が体を起こして四人を見たあと首を傾げる。



四人にすんごい殺気を感じるからだ。



でも直ぐに殺気は引っ込み表情を和らげる四人。