美鈴はそのニコニコした男、沖田総司を見た途端、時が止まった感覚に陥った。





その男が髪形や歳は違っていても亮とあまりにもそっくりそのままの容姿だったから…





その時、



土方「総司ばかりみて、総司にほれたんじゃねぇか?」



総司をちゃかす様にニヤニヤとする男。




総司「バカ言わないで下さい。この娘の顔はあきらかに驚愕って顔でしょ」



と二人の会話が聞こえた



美鈴「あの…」



美鈴が遠慮がちに口を開く




総司「あぁ!!ごめんなさいね。僕は沖田総司と申します。

あなたは壬生寺で桜から落ちて来たんですよそれで此処は壬生浪士組の屯所です。
木登りでもしてました?」



と笑う。