愛次郎が非番のため、

一人で道を歩いていた時…




「ぃや…ゃめてくださぃ…」




「そんなに嫌がんなよねぇちゃんよぉ!!


ちょっとくらい付き合ってくれても良いんじゃないか!?」




「悪いようにはしないぜ?」




一人の女を二人の男が囲み、強要されている。



男は厭らしい目で女を見据え、腰には刀がさされている。




愛次郎(不逞浪士か…)



「つべこべ言わず付いてこいよ!!

俺らを誰だと思ってんだ!!」





「やめてください!!…」




「なめてんじゃねぇぞ!!このアマ」



男二人が刀に手をかけたのを見て愛次郎が止める。



愛次郎「刀を引っ込めて下さい!女一人に卑怯です」




愛次郎が少し怯えながらも不逞浪士達を止める…不逞浪士は愛次郎を見て鼻で笑う。