耳をすませる。
いや、すませなくても聞こえてる。
この吐き気がする不協和音。
この音をさらに私は....
「乱れろ。」
「なっ何で.....っ。」
力なく倒れる大空の巫女。
「華恋!!」
「へ?」
私の目の前に現れる凛妃。
すっごい速くて見えなかった。
なんか焦ってる?
「あれ?倒したの?」
ギュッ
はい。
出ました、凛妃の抱き癖。
凛妃は私に抱きついたまま不思議そうに大空の巫女を見てる。
「おりゃぁぁぁぁ!!」
ドォォォォォンッ
後ろから大きな叫び声が聞こえたと思うとその声の持ち主であろう銀が大空の巫女に強烈なパンチをくらわす。
「ぐっ...ああああああっ!!」
苦しそうに叫ぶ大空の巫女。
そして......



