コンッ、コンッ。 この城の中には頭が痛くなる不協和音が鳴り響いている。 みんながこの音で体調を崩さなければいいんだけど。 私はみんなのことを思いながら光が言っていた方角の方へ歩いていた。 この先に大空の巫女がいる。 城の中を歩きながら私の中に一つの疑問が生まれる。 私が歩く先に聞こえるのは強い不協和音。