生徒を避難させていた拓海先輩だった。
「それがですねぇ〜。」
のんびりとした声で今の状況を説明する光。
少したって光の説明は終わる。
「めんどくせーことになったなぁ。この状況じゃ、幻影も使えねぇし.....。」
光の説明を聞いてため息をつく拓海先輩。
「昴先輩がいれば..。」
蓮がそう呟くと.....
「何〜?呼んだぁ?」
「さすが我が校のアイドル。名前呼ばれたら来るんだな....。」
蓮の台詞を聞いてやって来た昴先輩を見て高いところから苦笑いの銀。
そして今度は昴先輩に拓海先輩と同じように今の状況を説明する光。
「なるほどね。わかった。華恋ちゃんは俺が助けるよ。」
学園を虜にする笑顔を光たちに向ける昴先輩。
.....俺たちに向けられても。by男一同



