この学園は普通じゃない。〜いけめん☆すーぱーらいふ〜



小さな家の外では....


「降ろせ!!凛妃ぃぃぃ!!」


「.....。」


叫ぶ銀に不機嫌そうに小さな家を見つめる凛妃。


「りっ.....凛妃。」


凛妃のただならぬ空気で銀は黙ってしまう。


「光、家の中見える?」


不機嫌そうにそう呟く凛妃。


「もちろん。どれどれ〜?」


にっこり笑って小さな家を見つめる光。


銀は不思議に思った。

今の凛妃になぜ光は普通の態度がとれるのか。


少し間をあけて光は口を開く。


「家の壁にべったり捕まっちゃっているねぇ。ヘッドホンをつけられてて周りの音は多分聴こえてないかな?ツルがグルグル巻きになってて....」


そこで光の台詞は止まる。

そして続けて.....


「エロい。」


「「ちゃんとしろ。」」


「ざけんなぁ!!」


バコッ



ニヤニヤ笑う光を睨んで叩く蓮と凛妃。

上で叫ぶ銀。