小さな家の外では....
「降ろせ!!凛妃ぃぃぃ!!」
「.....。」
叫ぶ銀に不機嫌そうに小さな家を見つめる凛妃。
「りっ.....凛妃。」
凛妃のただならぬ空気で銀は黙ってしまう。
「光、家の中見える?」
不機嫌そうにそう呟く凛妃。
「もちろん。どれどれ〜?」
にっこり笑って小さな家を見つめる光。
銀は不思議に思った。
今の凛妃になぜ光は普通の態度がとれるのか。
少し間をあけて光は口を開く。
「家の壁にべったり捕まっちゃっているねぇ。ヘッドホンをつけられてて周りの音は多分聴こえてないかな?ツルがグルグル巻きになってて....」
そこで光の台詞は止まる。
そして続けて.....
「エロい。」
「「ちゃんとしろ。」」
「ざけんなぁ!!」
バコッ
ニヤニヤ笑う光を睨んで叩く蓮と凛妃。
上で叫ぶ銀。



