爆音の方を見るとものすごい砂煙がたっている。
「あっあれ、何!!?」
砂煙を指差し叫ぶ私。
「あーあ。事件起こされちゃったねぇ。僕たちも行かなくちゃだねぇ。なんか大変そうだし。」
わなわなしている私とは対象的にだるそーに砂煙を見ている凛妃。
何故そんなに落ち着いているの?
ねー?凛妃?
「あっちで森岡キョーダイが暴れてるって!!」
「まじ!!?またなの!!?」
私たちの横を走る人たちの話し声が聞こえる。
森岡キョーダイ....。
「はぁー。またあの子たちか....。」
大きくため息をして走り出す私。
「....チッ。」
可愛くない凛妃は無視です。
砂煙目指してただひたすら走ります!!



