「はー腹黒い奴....。」
「え?何か言った?銀?」
「....何でもねぇー。」
何言ったんだろ?銀?
ため息をついて机にうつ伏せになる銀。
てか.....
「起きなよぉー。B級取れないよぉー。」
ツンツンと銀の肩をつつく。
寝てたら間違えなくB級取れないよ。
勉強しても絶対取れそうにないのに。
「大丈夫。さっき出そうなとこ暗記したから。」
銀はうつ伏せたままノートを指差す。
それを覗くと.....
「.......。」
うわっ。
あんなに範囲広いのにこれだけしか暗記してないとか....
D級決定じゃん。
銀は2ページくらいなんか色々書いてる。
....字が汚くて何書いてるかわかんないけど。



