嫌だよ。 こんなことしたくないのに。 私の体は言うことを聞いてくれない。 助けてよ....。 「華恋ちゃん。」 昴先輩は楽しそうに笑って私に触れようとする。 ダメだ。 ドーンッ 「っ。」 私に振り払われて地面に叩きつけられる昴先輩。 先輩の魅了の能力も制御の能力ももう効かない。