「健太!!」 「は、華!!?どーしてここに....。」 私の姿を見て驚く健太。 「封印するよ!!手伝って!!」 私はそんな健太なんて無視して叫ぶ。 火竜を止めるためには私が封印するしかない。 学園一の能力者の私が戦わなくてどーする。 私が動かなければみんな死んでしまう。 華恋を守れない。 「わかった。無理すんなよ。」 健太はうなずいて私の側までやって来る。 「行くぞ。」 健太が私の肩に触れる。 そこから感じる大きな力。 私の力だけでは足りないので健太の力で増加してもらっているのだ。