この学園は普通じゃない。〜いけめん☆すーぱーらいふ〜



「あーやっぱダメ。」


そう言って力なくしゃがむ光。


光は能力を使い過ぎると体に力が入らなくなってしまうのだ。

そんなに体は強くないのに能力が高い分、無茶をするから心配だ。


「もー無理しない。ちょっと休む?」


私は今度こそ本当に凛妃を私から離して光と同じようにしゃがむ。


「やっさしーなぁ。華恋は。」


ギュッ


妖艶に微笑み私に抱きつく光。


はい、心配して損した。



「離れ..「離れろよ。」


私たちの上からドス黒いオーラを感じる。


私の台詞に被せて喋り出したのは凛妃。

物凄いドス黒いオーラで私たちを見つめている。


出ました。

腹黒凛妃。

可愛い癖に怒るとこーなるのよ。