銀が恨めしそうに私を見てる。 「そんな目で見ない。」 銀から聞こえる不協和音を整える。 「.....。」 不機嫌そうな銀。 私はそれを無視して音を奏でる。 ここにいるウサギたちがきっと好む音色。 音の元に集まるウサギたち。 「ちっ。」 銀はウサギを睨みながらウサギを五匹捕まえて.... 「ぷっ!!」 思わず笑ってしまう。 だって、ウサギと銀ってだけでも似合わなくて面白いのに、大量のウサギが銀の後ろをピョンピョンついて行ってる。 すっごいおかしい光景だ。