「え!!?」
グィッ
みんなを探して図書室を歩いていると急に横から腕を引かれた。
そして....
パタンッ
「やっほー。華恋ちゃん?」
私の腕を引いたのは昴先輩。
で、ここは小さな個室。
てか....
「あの、狭くないですか。」
ここは何てったって個室。
二人で入るのは狭い。
なぜか先輩の上に私が乗っている状態に....。
「そう?それにしても華恋ちゃんに会えるとかラッキーだなぁ。」
眠たそうな先輩の顔。
かっこいい顔だけどどこか抜けた感じに笑う先輩。
「寝てたんですか?」
「まーね。たまにはゆっくり睡眠をとらないと。」
確かに昴先輩、SUBARUの子とかに追っかけられて眠れてなさそうだもんねぇ。
お気の毒に。



