「火竜って言われたってわかんないよ。」


図書室にやってきた私たちはとりあえず別行動。

各自で調べろって感じ。


火竜→竜。


てなわけで一人で竜の図鑑を見ているわけだが....


「....。」


私、筆記C級なんだよね。


みんな(銀を除く)火竜って聞いて難しい顔をしていたけどいまいちわかんないし。


「あ。」


適当にペラペラめくっていると火竜について書かれているページを見つけた。


火竜→大きなエネルギーを持つ竜。火の能力を持つ。


....まっ、そうだよね。


だいたい予想していた内容に驚きも何も感じない。