「?」
なんで蓮はあんな顔で笑うのだろう。
そんなことを不思議に思っていると...
ガタッ
蓮が急に大きな椅子から腰をあげた。
「図書室に行くぞ。」
「はぁ〜!!?図書室ぅ!!?」
蓮の台詞を聞いて叫ぶ銀。
3DSは机の上においてある。
で、ソファーに寝てる。
銀、わかるよその気持ち。
図書室って頭痛くなるよね。
行きたくないよね。
「図書室ねぇ。まっ、いいけどどーしたの?」
ケータイをいじっていた光は顔をあげて蓮に質問をする。
確かに。
調べたいこととかあるのかなぁ?
「予知夢、だ。華王学園に深く関わる。」
そう言って私の方を見る蓮。
なぜ、私を見るの?
「どんな夢?」
私は気になって質問する。
私も関係あることのかなぁ?
「華王学園が赤く染まる。キーワードは火竜。」
それ以上は見えなかった、と言って蓮は生徒会室から出る。
あまり見えなかった=あまり遠くない未来の話。
つまり、今すぐ起こる未来ではないと言うこと。
さて、図書室に行きますか。



