「ま、今も真っ直ぐなお前で安心したよ。いつまでもそのままでいてくれよ」 健二は、そう言って、俺の太ももを撫でる。 「おいおい、誘ってんのかぁ?」 「はは、俺のこと慰めてくれる?」 と健二はニヤっと笑った。 「ちょっと、そこのふたり!イチャイチャしないでくださいよ~」 と女の子に背中を叩かれた。 俺も酔っていたが、意識はハッキリとしていた。 今日のことは、忘れない。 直にも、ちゃんと話そう。 俺の過去。 あまり話していなかった大学時代のこと。