「先生、良かったらお茶しない?」 最初に声をかけてきた女の子が、カフェを指差した。 先生は、う~んと困った顔をした。 断る理由を探しているように見えた。 「こんな機会もめったにないし、私もみんなとお話したいです!!」 私は、元気にそう言った。 先生の大事な生徒。 私も、話してみたかった。 こんなことは今までになかった。 もしあったとしても、私は気が乗らなかったと思う。 でも、今は素直にそう思える。 お腹の中の赤ちゃんの力かもしれない。