「先生、立ち合うんすか?」 要君は、私のお腹のエコー写真をまじまじと見つめながら言った。 「そのつもりだけど、授業中だったら難しいかもしれない」 自然分娩だったら、夜から朝が多いと聞くけど、どうなるかわからない。 先生が学校にいる時間だったら無理だもんね。 「先生なら、どうにかしちゃうでしょ?」 と真崎君が先生の肩を叩く。 「まあな。学校にももう話してるし、生徒も理解してくれるだろ」 口を大きく開けて先生は笑った。 知らなかった。 先生、そんなに真剣に考えてくれてたんだね。