その日からなんとなく雨宮くんと付き合い始めた私は、雨宮くんといるうちにいつしか雨宮くんが好きになっていた。 年下だけど、しっかりしていて…優しい雨宮くんが大好きだった。 一緒にいる時間も多くなり、登下校やお昼、放課後などずっと一緒にいた。 傍にいればいるほど、どんどん私は雨宮くんを好きになっていった。 時間が過ぎるのは早く、付き合い始めて半年になろうとしていたある日、季節は夏を過ぎ、秋へと変わり始めていた。