そう、『どうしてそんな所にいる』。 どうして白に立っている。 どうして黒に飲み込まれることを恐れているのか、立派な殺人狂には理解不能なことだろう。 ああでもそちらには行きたくない。 呼吸が苦しくても此方にいたい。 『狂者のくせに』 『罪人のくせに』 『悪魔のくせに』 『殺人者のくせに』 白にいるのは億劫だろう。 ああ、そうさ勿論ここにいるのはとても辛い。 いっそ黒に塗れてしまえば、この身も楽に解放されよう。