「大丈夫だ」 そうなんかいも言ってくれる龍。 だけど、呼吸は乱れていく一方で、 整う気配はみせなかった。 「玲菜ちゃん!!」 遠くから、すごく焦った声が聞こえる。 だれかがよんでくれたんだろうか。 先生が走ってきたのが最後にみえた。 そして、私の意識はそこで途切れた。