旦那様は芸能人~そして、初恋の人~【完】

「俺…帰るわ」



「徳馬君。裸で悪いけど、これはお年玉だから持ってきな」



「でも、そんな…」



「良いから。これは、俺からの気持ち。受験生でバイトも出来なくて、高校生の財布は寂しいもんだろ。またおいで」



「はい。ありがとうございます、恵央斗さん」



恵央斗に頭を下げ、お金を握り締めて帰ろうとする徳馬。

…全く。

あんな落ち込まれたら、タダで帰せないじゃない。