旦那様は芸能人~そして、初恋の人~【完】

しかし、玄関先で限界となり、恵央斗に荷物を運ばせる事に。



「お前、馬鹿だろ」



「優しいでしょ?私」



「金を出すのは俺だ」



「小さい人間…」



デカイ背中に反して、心は小さく、あるかもわからない人だ。

“キィッ”とその背中を威嚇し、買って来たモノを冷蔵庫にしまい、「帰るわ」と告げた。



「あ?晩飯、作ってくんねぇのかよ」



…そこまでさせるっ!?