旦那様は芸能人~そして、初恋の人~【完】

褒める所はない。

けど、貶す必要もない。

そんなリサに、言う事もなくてコミュニケーションが図れてなかった。



「18とかだったよな?きっと、んな事は気にしてねぇよ」



「どうだかねー…」



恵央斗の車は、1000万は下らないという高級車。

身体に馴染むシートに凭れ、不貞腐れても、運転中で相手にされない。

…早くサービスエリアにでも、入らないかなー。

着いても私は、パシりだけど。