『私、携帯の番号は4年前とあの時と同じよ。
浮気は確かにしたわ
でも携帯を変える事は出来なかったのよ…
京介から電話があるんじゃないかと思って』

少しして2人の会話も無いまま京介の部屋のドアが悲しい音を出しながら閉まった。


アタシは祥子さんと言う女性は締め出されたんだと、きっとそうだと、京介を信じて階段の隅から廊下へ出た


3階の廊下には誰も居なかった


あとから

あとから

流れでてくる

アタシの涙

京介は

元彼女を

部屋に入れた

アタシがまた来るって言うのに


フッと李花の言葉を思い出した

2号同士…


まだ別れてないと元彼女は言っていた

アタシは何だったんだろう・・・・