昨日の彼女は終始笑顔だった。 そんな雰囲気一切なかった。 別れを告げに来たんじゃなかったの? あたしは教室を出た。 勢いに任せて校内を走った。 先生の声も耳には入らなくて。 無我夢中で走った。 着いたのは何故か屋上で。 重いドアを開けてフェンスに向かいダッシュして叫んだ。