ハジメテヒトヲ…


それからの毎日は、「未来ちゃんいじめ」が繰り返し行われた。

体育の時間に未来ちゃんに皆で一斉にボールを投げたり、下駄箱の中に暴言を書いた紙くずをたくさん入れたり...他にもたくさんのことをした。

全てがってわけではないけど、大体が遥の提案で...

今も、「未来ちゃんいじめ」の計画を立てている最中だ。


「遥、今日の放課後はどうする?」
「もうそろそろ、ラストスパートでしょ?」


クラスの子達が口々に言っている。


「そうねぇ...詩織はどうしたい?」
「...えっ?わ、私?」
「ええ」


いきなり話題を振られた私は、少しの間を空けてようやく話の内容を理解した。


「あぁ、えっと...例えばどんなこと?」


特に思い付かない私は聞いてみた。


「今までだと...背中にお湯かけたりとか、ネットでエロい写真バラまいたりとか?」
「あとさ、家にカッターの刃だけ贈ったりとかもしたょね〜」
「うんうん、机の上に生ゴミ置いとくとかね〜」


クラスの子達が、次々と例を挙げていく。

その内容は、どれも悲惨なものばかりだ。