ハジメテヒトヲ…


――次の日

「おはよう、詩織」
「おはよう〜」


朝、教室に行くと遥が声をかけてきた。

それに作り笑顔で答える私。

いつも通りの朝である。
ただ、一つ違うのは...

朝からみんな、未来ちゃんの机を廊下に出したりロッカーに入ってる教科書のページを破ったり...している。

花音も、こうやってされてたんだ...

そう思うと、胸が締め付けられて今にも涙が出そうになった。

すると、教室の扉が勢いよく開き一人の生徒が、

「遥ちゃーん!!未来が階段上ってきた!!」


と言ってきた。
それを聞いた遥は、


「ショータイムの...始まりよ...」


と、不適な笑みを浮かべながら呟いた...