「あのね、私って嫌いな人とか、気に入らない人はちょっといじめたくなっちゃうんだよね〜」
遥は笑って言う。
花音の時も、コイツは軽い気持ちで...遊びのつもりでやっていたんだ...
そう思うと、私は今すぐにでも遥を殺してやりたい。
でも、今はまだ我慢しなきゃ...
「そうなんだ〜」
私は、平静を装って笑ってみた。
「うん!でね、次のターゲットを詩織に決めてもらおうと思ってさ♪」
「そっか〜...ホントに未来ちゃんで大丈夫、なの?」
「うん!! 未来、最近彼氏できたーとか自慢してきてウザイって思ってたしね〜」
「そっか!」
「...じゃぁ、今日の昼休みは教室に残ってくれる?」
「ん、わかった」
――昼休み
今日の昼休みは、クラスの全員が2―Aの教室に集まった。
みんなで輪になって、遥が口を開く。
「今回のターゲットを発表します...」
みんな、遥のことを固唾をのんで見守っている
「今回のターゲットは...山内 未来、よ」
その瞬間、未来ちゃんの近くにいた子達が揃って後ろにずれた。
それによって、今未来ちゃんは輪の中心にいる。
