手に負えないって・・・。
まさか絹糸が、そんな白旗を上げるような事を言うなんて。
でも、それだけによく実感できる。
これは、それくらい危険な事態なんだって事。
本当に本当に、やばい相手なんだ。
「うかつに手を出しちゃいけないんだね」
「そんな事はバカのする事じゃ」
「じゃあ、このまま逃げた方が・・・」
「うがあぁぁっ!!!」
・・・・・・うがあ?
ってちょっと! しま子っ!!?
待っ・・・!
しま子が、わき目も振らずに怨霊に突進していく!
うわぁー! バカ発見!
ほんとに一直線なんだからー!
「待ちなさい! しま子!」
「うがあっ!!」
ポォ―――ン・・・。
『これ頼む!』
と言わんばかりに、しま子が両腕に抱えていたものを、こっちに放り投げた。
抱えていたもの。
つまり・・・
「うわあぁぁ! 門川君!!」
まさか絹糸が、そんな白旗を上げるような事を言うなんて。
でも、それだけによく実感できる。
これは、それくらい危険な事態なんだって事。
本当に本当に、やばい相手なんだ。
「うかつに手を出しちゃいけないんだね」
「そんな事はバカのする事じゃ」
「じゃあ、このまま逃げた方が・・・」
「うがあぁぁっ!!!」
・・・・・・うがあ?
ってちょっと! しま子っ!!?
待っ・・・!
しま子が、わき目も振らずに怨霊に突進していく!
うわぁー! バカ発見!
ほんとに一直線なんだからー!
「待ちなさい! しま子!」
「うがあっ!!」
ポォ―――ン・・・。
『これ頼む!』
と言わんばかりに、しま子が両腕に抱えていたものを、こっちに放り投げた。
抱えていたもの。
つまり・・・
「うわあぁぁ! 門川君!!」


