神様修行はじめます! 其の二

「・・・あはは・・・」

「なにを笑っているんだ天内君!」

「あは、あははは・・・」

「おかしくない! 少しもおかしくないぞ!」


ムキになってる彼の態度が、もうおかしくておかしくて。

あたしは肩を揺すって大笑いした。

絹糸も忍び笑いをしている。

しま子も、つられて笑い出した。

みんなに笑われてしまった彼は、さらに怒り出す。


「天内君・・・!」

「ごめんごめん! あはは・・・!」

「ごめんって反省してないだろう! 君!」

「してるよ。反省してますってば」


あたしは彼の隣に駆け寄った。

そして彼の手をギュッと握り締める。


「ね、ほら。こうすれば離れる心配はないでしょ?」

「・・・・・」

「あたしは離れないよ。絶対に」

「・・・・・」

むすっとしている彼が、あたしの手を強く握り返した。


「一生そばにいるよ。永遠に離れないよ」


満面の笑みで彼に向かってそう宣言する。

彼は、しばしの間あたしの笑顔を見て・・・

機嫌が直ったように、満足そうにちょっと笑った。


「しま子、絹糸、帰ろう一緒に」

あたしは振り向き、笑って言った。