門川君のばか!
死んじゃうかと思ったじゃないの!!
ぐすぐす鼻をすするあたしに主さんが話しかける。
「まずはこの子を治すから、あんたはその次だ」
「お願いします。主さん・・・」
「あんた、目を閉じるんじゃないよ。閉じたら永遠にそのままになっちまうからね?」
「は、はい。分かりました・・・」
とは言ったものの・・・。
もう意識は朦朧としてハッキリしない。
安心したせいもあってか、ガクッと気力が萎えてしまった。
良かった・・・とにかく門川君は助かるんだ。
良かった。本当に良かった・・・。
良かっ・・・
・・・・・
・・・・・・・
びたんっ!!
フッと意識が途切れた瞬間、頬に衝撃を受けて目が覚めた。
な、なに? なんなの??
驚いて見ると、顔の側に小さな人影があった。
あ・・・
お掃除係の小人さんっ?
ハチマキ姿で、つまよう枝みたいな小さな刀を手に持って。
小人さん達が大勢で、わらわらとあたしの周りに集まっていた。
「そいつらも、あんたの赤鬼と一緒に戦ってたんだよ」
死んじゃうかと思ったじゃないの!!
ぐすぐす鼻をすするあたしに主さんが話しかける。
「まずはこの子を治すから、あんたはその次だ」
「お願いします。主さん・・・」
「あんた、目を閉じるんじゃないよ。閉じたら永遠にそのままになっちまうからね?」
「は、はい。分かりました・・・」
とは言ったものの・・・。
もう意識は朦朧としてハッキリしない。
安心したせいもあってか、ガクッと気力が萎えてしまった。
良かった・・・とにかく門川君は助かるんだ。
良かった。本当に良かった・・・。
良かっ・・・
・・・・・
・・・・・・・
びたんっ!!
フッと意識が途切れた瞬間、頬に衝撃を受けて目が覚めた。
な、なに? なんなの??
驚いて見ると、顔の側に小さな人影があった。
あ・・・
お掃除係の小人さんっ?
ハチマキ姿で、つまよう枝みたいな小さな刀を手に持って。
小人さん達が大勢で、わらわらとあたしの周りに集まっていた。
「そいつらも、あんたの赤鬼と一緒に戦ってたんだよ」


