今まで聞いた事も無いほどの烈しい咆哮。
地も、周囲の建物や木々も、空も。
全てがしま子の咆哮に振動する。
あたしは、両手で必死に耳を塞いだ。
烈しい雄叫びと共に、しま子の全身がメリメリと盛り上がる。
太い手足が、さらに隆々と盛り上がり。
骨格全体がひと回り以上巨大化した。
目の前で、しま子の身体が変貌していく。
「ガアァァァァ―――っ!!」
どこか苦しげにも聞こえる咆哮。
荒ぶる肢体。
しま子の全身に、大小様々な鋭い棘が飛び出してきた。
周囲に異様な気が高まり充満する。
「ゴオォォォ・・・・・」
しま子の口から、低い響きと臭気が吐き出される。
見た事も無いほどの、その苛烈な表情。
恐ろしい姿に変貌してしまったしま子。
これが、しま子? しま子本来の姿?
怖い・・・。けど・・・。
どこか神聖で、気高ささえ感じる姿。
これが・・・神にも近い、しま子の真の姿なんだ。
地も、周囲の建物や木々も、空も。
全てがしま子の咆哮に振動する。
あたしは、両手で必死に耳を塞いだ。
烈しい雄叫びと共に、しま子の全身がメリメリと盛り上がる。
太い手足が、さらに隆々と盛り上がり。
骨格全体がひと回り以上巨大化した。
目の前で、しま子の身体が変貌していく。
「ガアァァァァ―――っ!!」
どこか苦しげにも聞こえる咆哮。
荒ぶる肢体。
しま子の全身に、大小様々な鋭い棘が飛び出してきた。
周囲に異様な気が高まり充満する。
「ゴオォォォ・・・・・」
しま子の口から、低い響きと臭気が吐き出される。
見た事も無いほどの、その苛烈な表情。
恐ろしい姿に変貌してしまったしま子。
これが、しま子? しま子本来の姿?
怖い・・・。けど・・・。
どこか神聖で、気高ささえ感じる姿。
これが・・・神にも近い、しま子の真の姿なんだ。


