神様修行はじめます! 其の二

そんなのあんまりだ!!

人間として、あり得ない行いでしょう!!?

それじゃ罪人達だって怨霊になって当然だ!!


「永久様! 動物は、動物達は・・・?」

「・・・全て、極秘に権田原の里から連れ去ってきたらしい」

「・・・っ!!?」

「権田原には、純血で優良な生き物がたくさんいたから」


お岩さんが両手で顔を覆った。

当主さんが頭を掻きむしり、うめき声を上げる。

セバスチャンさんは、うつむいて唇を噛んだ。


純血で優良って・・・

それはそうでしょう!? だって権田原の民達は、本当に大切に育ててきたんだもの!


たくさんの生き物達を、仲間として、我が子同然に!

命を育む者として、誇りと愛をもって育て上げてきたんだ!


それを・・・それを・・・。

ゴミ同然に扱われて、使い捨てされて、殺されて・・・。


ふざけんなっ!!

いったいどこまで人の道を踏み外せば気が済むんだ!!


奥方も、上層部も、もう人間としての心を失ってしまっているんだ!!

絶対に許せない!

許してはいけない!!