神様修行はじめます! 其の二

「・・・よし! 分かったよ絹糸!」

この場は頼んだよ!

あたしはガッツポーズを見せて景気をつけた。


「パール様をこの場へ残します。よろしいですね? 永久様」

「あぁ、それが最良だろう」

「ジュリエッタちゃんっ!」


お岩さんが叫んだ。

振動と共に土が盛り上がり、巨大ミミズが勢い良く顔を出した。

うわあっ 出た! ジュリエッタ!!

相変わらずの恐怖なデカさ加減!!


「パールちゃん達を守りなさい。分かったわね?」

ジュリエッタがぐにぐにと体をくねらせる。

・・・分かったみたい。


「それでは参りましょう」

「あぁ、先を急ぐだよっ」

「絹糸」

門川君がチラリと絹糸を流し見た。


「手早く片付けてさっさとこっちに来い。人手はいくらあっても足りないんだ」

「猫の手も借りたいほどか?」


絹糸は振り返らずに、ほっほと笑った。


門川君は小走りに走り出した。

彼はもう、前しか見なかった。


「絹糸、後で会おうね! 待ってるよ!」

後で・・・

後でねっ!!!