神様修行はじめます! 其の二

・・・・・っ!

あたしは、彼の語気の強さに圧倒された。


「絹糸の力は僕が一番良く知っている。なにせ長い腐れ縁だ」

「門川君・・・」

「まかせられると判断したから置いていく。そうでなければ、絹糸にまかせたりなどしない」

「なんじゃ? 小娘は我にはまかせられぬと言うのか?」

「そんな・・・っ」


そんな事言うつもりはないよっ!!

だって絹糸の事、信じてるもんっ!!


・・・信じる?

門川君は、信じてるって事?

絹糸の力を信じて、全てをまかせてるって事?


「我には我の譲れぬものがある。そのために成すべき事を成すまでじゃ」

「絹糸・・・」

「それが共に戦うという事なのじゃよ」

「・・・・・」


信じる。信じて共に戦う。

譲れないもののために、共に戦い勝ちに行く。

みんなに成し遂げる力がある事を信じて。


時間稼ぎの防波堤代わりに、絹糸を利用するんじゃない。

絹糸の力が必要だから、信じてこの場を託すんだ。

あたし達は勝つんだからっ。

そうだよ、そもそも誰一人として・・・

負けるつもりはさらさら無いんだものっ!!


だったら絹糸だって、ここで負けるはずがないじゃないかっ!!