時は止まらない。
決して立ち止まらず、待ってもくれずに進み続ける。
それならば・・・
「わかった」
門川君の腕が、あたしから離れた。
彼は立ち上がる。
「行こう」
絹糸としま子が、音もなく立ち上がった。
そして何も言わずに部屋を出て行く。
門川君が、一歩踏み出した。
行こう。
目指す場所へ。
時が立ち止まらないなら、あたしも立ち止まらない。
時と共にあたしも行く。
彼が踏み出す、その行く先へ。
月が照らすかけがえのないもの。
あふれるほどのたくさんのもの。
その中で・・・最たるもの。
「行こう。共に」
あたしの最も愛する 門川 永久。
彼の目指す場所へ・・・
彼の望む場所へ・・・
行こう。
決して立ち止まらず、待ってもくれずに進み続ける。
それならば・・・
「わかった」
門川君の腕が、あたしから離れた。
彼は立ち上がる。
「行こう」
絹糸としま子が、音もなく立ち上がった。
そして何も言わずに部屋を出て行く。
門川君が、一歩踏み出した。
行こう。
目指す場所へ。
時が立ち止まらないなら、あたしも立ち止まらない。
時と共にあたしも行く。
彼が踏み出す、その行く先へ。
月が照らすかけがえのないもの。
あふれるほどのたくさんのもの。
その中で・・・最たるもの。
「行こう。共に」
あたしの最も愛する 門川 永久。
彼の目指す場所へ・・・
彼の望む場所へ・・・
行こう。


