本当に素晴らしい場所。
人も自然も生き物も。
どれをとっても最高級品だよ。
「最高だよ、ここは本当に」
こんなに素晴らしい場所は守らなきゃ。
みんなで守ろうね。
みんなの大好きな、みんなの大切なこの場所を。
赤い顔で、ぼうっとあたしの言葉を聞いていたお岩さんが、ハッとしたように咳払いをした。
「ま、まぁ、ジュリエッタちゃん達の価値に気付いた点は、褒めて差し上げますわ」
「いや、ミミズは別に・・・」
「わたくしは当主の娘。ここを守るのは責務ですもの」
そしてぐるりと周囲を見渡す。
「ここを傷付ける者がいるなら、全力で戦い、守りますわ」
「そのためにも、そろそろお休み下さいませ」
あ・・・
「セバスチャンさん」
「こちらにおいででしたか、お二人とも」
綺麗な姿勢でセバスチャンさんが縁側を歩いてくる。
「探しましたよ。先ほどジュリエッタ達の気配がしたようですが・・・」
「そうだわ! 聞いてセバスチャン!」
お岩さんがセバスチャンさんに駆け寄った。
人も自然も生き物も。
どれをとっても最高級品だよ。
「最高だよ、ここは本当に」
こんなに素晴らしい場所は守らなきゃ。
みんなで守ろうね。
みんなの大好きな、みんなの大切なこの場所を。
赤い顔で、ぼうっとあたしの言葉を聞いていたお岩さんが、ハッとしたように咳払いをした。
「ま、まぁ、ジュリエッタちゃん達の価値に気付いた点は、褒めて差し上げますわ」
「いや、ミミズは別に・・・」
「わたくしは当主の娘。ここを守るのは責務ですもの」
そしてぐるりと周囲を見渡す。
「ここを傷付ける者がいるなら、全力で戦い、守りますわ」
「そのためにも、そろそろお休み下さいませ」
あ・・・
「セバスチャンさん」
「こちらにおいででしたか、お二人とも」
綺麗な姿勢でセバスチャンさんが縁側を歩いてくる。
「探しましたよ。先ほどジュリエッタ達の気配がしたようですが・・・」
「そうだわ! 聞いてセバスチャン!」
お岩さんがセバスチャンさんに駆け寄った。


