あたしは地面に爪を立てて、なんとか体を止めた。
ふうっ、なんて風なの!?
風速何十メートルあるのよ!?
でも、風なんかに負けるもんか!
もう一度精神を集中して・・・。
― ゴオォォォ・・・! ―
うわあっ! また来た!!
集中する時間も無い。
呼吸もままならないほどの強風が暴れまくる。
あたしの体はまた浮き上がり、簡単に後ろに吹っ飛ばされた。
地面に激突して転がされる。
抵抗のしようもない。
どうしよう!
このままじゃ、あいつに近づけない!
滅火の炎は接近戦でしか使えないのに!
うぅ、全身が痛い・・・っ!!
バサバサバサッ!!
激しい羽ばたきの音が間近で聞こえた。
ハッと見ると、ぬらぬらと黒光りする怪鳥の体が目の前にあった。
しまっ・・・!
ふうっ、なんて風なの!?
風速何十メートルあるのよ!?
でも、風なんかに負けるもんか!
もう一度精神を集中して・・・。
― ゴオォォォ・・・! ―
うわあっ! また来た!!
集中する時間も無い。
呼吸もままならないほどの強風が暴れまくる。
あたしの体はまた浮き上がり、簡単に後ろに吹っ飛ばされた。
地面に激突して転がされる。
抵抗のしようもない。
どうしよう!
このままじゃ、あいつに近づけない!
滅火の炎は接近戦でしか使えないのに!
うぅ、全身が痛い・・・っ!!
バサバサバサッ!!
激しい羽ばたきの音が間近で聞こえた。
ハッと見ると、ぬらぬらと黒光りする怪鳥の体が目の前にあった。
しまっ・・・!


